パイプカットの数か月後から避妊せずに性行為ができる

パイプカットを行ったからといって、すぐに避妊効果が得られるわけではありません。いつから避妊しなくても安心して性行為を行うことができるのだろうかと思う人は多いですが、多くの場合は6週間から8週間後に避妊なしで性行為を行うことができるようになります。

個人差はありますが、パイプカット手術を行ってからしばらくの間は体内に精子が残っている可能性があるので、避妊せずに性交渉を行うと妊娠の可能性があることを知っておきましょう。

パイプカットを行っても精液を射精をすることはできますし、性行為も術後1週間ほどで行うことができます。しかしながら、コンドームやピルを用いて避妊することを忘れてしまうと、せっかく手術を行ったのに相手を妊娠させてしまったというミスを犯す可能性があるので注意が必要です。

パイプカットを行えば避妊は不要になりますが、手術直後は避妊効果が得られない可能性が高いことを理解しておくことが大切だと言えます。

確実な避妊効果を得るためには数か月後に検査を行うべき

手術を行ってから数か月ほど経過すれば体内から精子がなくなるのですが、確実になくなったことを確認するためには、病院で検査を行うことが大切だと言えます。多くのクリニックでは精液検査を行って精子の有無を確認しているので、パイプカットを実施して6週間から8週間ほど経過した頃に検査をするケースが多いと知っておきましょう。

このときに精子がないと判断されればコンドームなどを使用せずに性行為を行うことができるようになりますが、その一方でまだ精子があると判断された場合は、時間をあけて再検査を行い精子がなくなったことを確認する必要があります。

手術から半年や1年という長い期間が経過していれば残っている可能性はありませんが、いつからコンドームなしで性行為を行って良いのか早く知るためにも、妊娠のリスクを下げるためにもしっかりと検査を受けるようにしましょう。検査を実施するまでの期間は病院によって異なるので、医師と相談しておくと良いです。

まとめ

パイプカットをすればコンドームをせずに性行為を行うことができると思っている人が多いですが、手術を行ってから数か月間は体内に精子が残っている可能性があります。

精子が残っているにもかかわらず、コンドームやピルを使用せずに性交渉を行った場合は、せっかく手術を行ったのに相手を妊娠させてしまう可能性があるので注意が必要です。多くの病院では1か月半から2か月後くらいに精液検査を行っているので、検査で安全だと判断されるまではコンドームを用いるようにしましょう。